先輩メッセージ

Staff Message

総務課 課長
藤田 奈巳 Fujita Nami

「福祉」とは人々が幸福であること

高校生の時に自分の将来の仕事について考えた時に、人と関わる仕事、人の役に立つ仕事がしたいと思いました。自分なりに調べた結果、社会福祉の勉強をし、社会福祉の現場で働こうと決めました。まだ社会福祉への関心が今日ほど高まっていなかった時代でした。

大学の学祖は、社会福祉のあり方を「for him(彼のために)ではなく、together with him(彼と共に)でなければならない」とし、大学の福祉教育の理念として据えられていました。この考え方のもとに学び、ひとりひとりの自立を支えられるような社会を作り、それを担えるような人間になりたいと目標を持ちました。大学卒業後は救護施設(身体や精神に障がいがあり、経済的な問題も含めて日常生活をおくるのが困難な人たちが、健康に安心して生活するための保護施設)や精神障がい者の方のグループホーム、訪問介護事業所、児童養護施設で働きました。現場の職員として一区切りした後、介護保険事業所を運営する会社での新規施設の立ち上げ、総務、企画を経験し、現場を支える仕事を知り、学び、現場を支える仕事のやりがいも知りました。ご縁があって、医療法人社団Oralinkに入社し、2012年の開院時より事務長を務めさせていただいております。

訪問歯科のご依頼をいただき、訪問先の患者様、施設も増え、スタッフの人数も増えました。私たちの考え方をお伝えし、訪問歯科について話し合った結果、「是非、つばめデンタルクリニックに訪問に来てほしい」と言っていただけること、訪問に行かせていただいた後に「つばめデンタルクリニックに依頼して本当に良かった」と言っていただけることが何よりも嬉しいことです。ご依頼を下さった皆様のご期待に沿った対応ができるように、懸命に動いている歯科医師の先生方、歯科衛生士、歯科助手、事務員のスタッフを私は支えていきたいと思います。この つばめデンタルクリニックに就職して下さったスタッフはまさに「財産」です。私は、スタッフの皆が現場で力を発揮でき、働きやすい職場を共に作っていきたいと思います。

「福祉」とは人々が幸福であることです。つばめデンタルクリニック に関わって下さった全ての皆様が、少しでも「幸せ」になれること が私の願いであり、目標です。