院長メッセージ

Director Message

歯科医師
宋 志鎬 Song Jiho

摂食嚥下障害への知識、技術を学ぶには理想的な環境

私が訪問診療を始めた頃は外来の延長線のような認識でした。義歯に不具合のある方には調整、新製などの義歯治療。不良な歯周組織へは歯周処置を行い、お口から食べられるようにすることが最大の目標でした。しかし、実際の現場では残存歯が多く残っていても嚥下機能が衰えていると食べられることはできません。脳梗塞の後遺症で舌が半側麻痺してうまく動かせない方もいらっしゃいます。

また、嚥下に関係する筋力が低下(廃用によるサルコペニア)する方もいらっしゃいます。つまるところ摂食嚥下障害を無視して訪問診療を行うことはありえない、と認識を改めました。摂食嚥下障害は歯科だけで対処できるものではなく、多職種での連携が必須です。

当院では在宅診療の現場だけではなく、回復期の病棟での摂食支援としての歯科治療、地域包括病棟での嚥下評価(VE、VFなど)への参加など医科との連携を積極的に行っています。摂食嚥下障害への知識、技術を学びたい先生にとっては理想的な環境であると自負しています。

興味のある先生はぜひ一度見学にいらしてください。一緒に頑張っていきましょう!

理事長メッセージ

Greeting

先輩メッセージ

Staff Message