先輩メッセージ

Staff Message

医事課 課長
大野 絵里子 Oono Eriko

どこよりも温かく安心してご利用頂ける歯科医院で有り続けたい

訪問診療の事務を担当しております。
この職場が初めての、医療、福祉の仕事です。それまでは家族に介護の必要がある者がおらず、自分を含め、幸い家族も健康であったため、医療や介護保険制度等については、無頓着な生活を送ってきました。そんな無知な状態で入職した私ですが、ちょうどその頃から自分の家族である高齢者に関わる様々な手続きが必要となり、分からないことだらけで、四苦八苦していました。その時に感じたのが、訪問診療を利用されるご家族の中には、私同様に、どういった診療が受けられるのか、どういう手続きが必要なのかと疑問や不安を持たれる方も多いのではないかということでした。そういった面では、初めて関わった私の立場から、それを活かした対応をさせて頂ければと考えております。少しでも、患者様、ご家族から安心して任せて頂けるよう、丁寧にお話しさせて頂くことを心がけております。

まだまだ、外部の関係者の方々とのやり取りや、仕事を進めていく上で必要な知識を勉強している毎日です。

時々、訪問先に同行する機会があります。現場で働くスタッフ達の姿を見て、歯科医師、歯科衛生士は十分な専門知識を備えた仕事である上に、認知症の方、お身体に障害を持たれた方々と接するための知識の取得や取り組む姿に、いつも驚き、感動します。そんなスタッフと一緒に仕事がしたい!という気持ちが、日々の仕事のモチベーションになっています。スタッフが現場で力を発揮し、仕事に専念できるよう、少しでも力になり、日々、バックアップをしていきたいと考えております。

スタッフが訪問に出てから、日中は黙々と事務仕事をしていることが多いのですが、夕方、訪問チームがもどってからは、急に院内がにぎやかになり、私にとっては、一日の中で一番あわただしい時間になります。バタバタと仕事をこなしながら、訪問から帰ってきた、スタッフが、大変だったであろうことも笑顔で楽しそうにその日の出来事を報告し合っているのを聞くのは、私を充実した気持ちにさせてくれます。

訪問歯科診療は、今後ますます必要とされる仕事になると思います。その中で、どこよりも温かく安心してご利用頂ける歯科医院で有り続けるよう、スタッフとともに私も努力していきたいと思っております。